任意整理
「銀行からの借り入れが多く,毎月の返済が大変」
「利息ばかり膨らんで,こんごどうやって完済すればいいか目途がたたない」
「実はいくら借り入れがあるのか,よく分からない」
こういった状態の方の場合,まずは金融機関との交渉を行い,支払時期や条件を協議するという方法があります。これを「任意整理」といいます。
破産や個人再生と違い,金融機関との交渉で解決を目指す方法なので,迅速簡便に解決を図ることができます。
どのような場合に任意整理をおこなえるのか
任意整理とは,金融機関と交渉し,利息の一部カットや支払時期の繰り延べなどを交渉するというものです。
多少の減額を目指すとしても,基本的には,借りたものは返すという方針で臨まなければなりませんから,当然,今後計画的に債務返済ができる人,すなわち定職についているなど収入が安定している方が,対象となります。
また,あまり長期にわたる返済計画では金融機関が合意してくれませんから,借金の総額がそこまで高くない方,概ね3年程度(36回払い)で返済し切れる方でないと,難しいでしょう。
注意事項
債務整理をしたという事で金融機関の信用情報に登録され,いわゆるブラックリストに名前が載ることになります。そのため,今後は新規のローンや借り入れはできなくなる場合があります。
また,過去に債務整理をしたことのある方は,再度の任意整理となると,交渉が難航する場合があります。
任意整理の流れ
①弁護士にご相談ください。
あなたの借り入れの金額や借入先,現在の収入や生活状況からして,返済計画がどうなるかシュミレーションします。
②弁護士の受任通知
金融機関に対し,弁護士が受任通知を送ります。この時点で,あなたへの直接の取り立ては止まります。
③債権調査,過払い金の引き直し計算
弁護士から各金融機関に対し,取引履歴の開示を求めます。場合によっては,法定よりも高い利息を払ってしまっているケースもあり,これが明らかになれば支払過ぎの分だけ負債が圧縮されます。
④金融機関との交渉
負債の総額を確定したうえで,今後の返済計画を作成します。金融機関と合意できれば,改めて返済を行いながら,負債の完済を目指します。
提供する基礎知識
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