【ブログ】知人の訃報に触れて
居ても立ってもおられず・・・
(本稿は全く個人的なブログなので、おそらく読者の方には毒にも薬にもなりません。その意味ではスルー推奨です。)
知人の訃報に触れました。
知人と言っても、私が学生の頃に非常にお世話になった方で、わずかな期間でしたが、この方にご指導いただいた事柄はあまりにも大きく、感謝の思いは言葉に尽くせぬほど、私にとっては師と仰ぐべき存在の方でした。
ここ数年、なかなかご挨拶に伺うこともできず、その意味では不義理を働いてしまっていた中・・・突然の訃報に、言葉をなくしております。
まだ働き盛りの年ごろの方でしたので、まさか、という思いがあります。
本当の善意だけで、当時生意気な一学生に過ぎなかった私なんかに丁寧に接していただき、様々な事をお教えくださり、御厚意で受け入れていただいていたのですから、私ももっと積極的にお話をさせていただいていればよかった。せっかくご指導いただける機会があったのだから遠慮せずにもっと学ばせていただければよかった・・・と、人見知りで消極的な自分の性分に、後悔の念しか出て来ません。
弁護士という職業は、実は案外おおく、人の死に、触れます。
殺人などの刑事事件や交通事故、過労死と言った、人の死が絡んでいる案件はもちろんですが、そういった直接的な仕事の範疇でない方でも、多くの方と接しているうち、不幸に見舞われる方、天寿を全うされる方、様々な方と出会うことになります。
しかしやはり、なかなか、実際に知人が亡くなるという現象に対して、慣れというものは出て来ません。
そして実際にお世話になり、ご指導を頂いた方、盤を挟んで将棋を指した方のご不幸というのは、やはりつらいものがあります。
いまはただ、故人のご冥福を祈るとともに、ご生前にいただいたご指導を無駄にせぬよう、努めたいと思います。
弟子のひとりが弁護士業に邁進するということが、師への恩返しになると願いつつ。
合掌。
2019・6・12
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